荒木経惟(アラーキー)の名言

荒木 経惟(あらき のぶよし - 1940.5.25〜)は、東京生まれの写真家、現代美術家。丸い黒縁めがねがトレードマークで「アラーキー」の愛称で知られる。大学に在学中、卒業制作の映画作品のためにスチール撮影した《さっちん》で1964年第1回太陽賞を受賞した。

アートねぇ。それはね、女のコに淫らなポーズさせるとき、
「アートだからね」って言い訳に使うもの。
そのぐらいのことにしか、アートって思ってないもん。


写真はやはりアナログが良い。
アナログの写真は現像するときに一度濡れる。それが重要なんだ。
デジタルはプロセスが乾いているのが問題


写真には”情”が写る。
被写体に対する思いやりと慈しみ、
つまり情を写してあげる気持ちが必要なんだ


芸術家は自殺する奴はいるが、写真家は自殺しない


良くヌード写真のことをいわれるが、
一番”真っ裸”なのは、実は人の顔だということにあまりにもみんな気がついていない


イヤー、街に穴をあけるぞって気分で撮るね。
街のアッチコッチに鋭利な刃物で切ったみたいに四角い空洞があくんだよ。


オレが撮る写真はみんな、いいとこ誇張してやってるだろう?


いやがるのは撮らないよ。礼節がなければいけない。


レンズは男根だってよく言うんだけど、あれは実は何でも吸い込む女陰ですよ。


シャシンじゃなくてシャブだね。
元気出ちゃうんだよ。覚醒するんですよ。シャッター押すと。


銀座の街で撮るのと、新宿の街で撮るのじゃ、
服装を変えてなくちゃいけない。
スニーカー履いて、銀座撮っちゃダメなんだ。


たとえ女性があまり見た目に美しくなくても、
美しく写してあげるのがカメラマンの仕事さ。
それが俺の写真。


ピントを合わせることが写真じゃない。


ポートレートはやっぱり難しい。
お互いの思い、感情のぶつかりあいになるから、
なかなか撮れるもんじゃない。


ポートレートって、向こうが表現しているものを複写することなんだ。


歴史上でも、ヒットラーは絶対に上から撮らせなかった。
小さく見えちゃうし、見くだされている感じだから。
下から撮ると、みんなの上に立っている効果があるでしょう。
だから、俺は相手を見くだしたくないし、見上げたくない。


モノクロームは死なんだよ。カラーは生だけどね。


顔は究極のヌードだ!


一生懸命やるのが普通じゃなくて、本能だからね。


感性よりも関係性。


毎朝歯を磨くみたいに、眼を磨け!


時代を切るとか言って、時代のための奴隷になることはない。


写真を撮るってよく昔の人は魂を抜きとるって言っただろ。
あれは本当なんだよ。


人を幸せにするのが俺の写真人生だから。


人生を変えるにはカメラを替えればいいんだよ。


生き生きと生き、静かに死ぬ。


男はねぇ、言葉に弱いんだから。
言葉だけだよ。傷つくのは。ほかのことでは、傷つかないんだよ。


励まされたくらいで元気になりたくない。
その哀しみをずっと長持ちさせたいんだね。


(写真は)魂のデッサン。


 

荒木経惟(アラーキー)の関連書籍