Adobe Lightroomによる写真現像プロセスのご紹介シリーズ第2回目、本日のサンプルは台風が去った後の折れた枝が浮かぶ多摩川の写真です。夕方の時間帯に撮影したので元画像の色味が実際の見た目に近いのですが、もっと超現実的なイメージを意図して撮影したので、自分のイメージに近づけて現像しました。ちなみに、最後のスポット修正のプロセスでは100個以上の小さいゴミを消去していますが、消している途中でアプリケーションの動作がもたつくようになったので、仮想コピーを作成して作業の続きをやりました。
Adobe Lightroom 写真現像プロセス
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元画像
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まずは全体が黄色過ぎるので色温度を4800k→3619kに調整
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黒く潰れてしまっている枝のディテールを部分修正で少し起こす
※すごく微妙ですが後々全体を明るくしたときに効いてきます
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明瞭度、シャドウ、コントラストを調整して全体をハッキリさせつつ
虹色の反射部分の露光量を部分補正で下げてディテールを強調
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少しだけ画面をトリミングして構図を整理
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ふたたび明瞭度、コントラスト、露光量、彩度を調整してハッキリさせ
スポット修正で浮いている不必要なゴミを消去して完成
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Leica M(Typ240); APO-SUMMICRON-M 90mm f/2 ASPH.
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