鋸山 日本寺 〜撮影記 & SIGMA DP Merrill の使い心地〜

本日は購入したばかりのSIGMA DP1 Merrill、DP2 Merrill、DP3 Merrillを手に、千葉県は房総半島の南部にある鋸山日本寺(のこぎりやまにほんじ)に出掛けてきました。当初はロープウェイで山頂まで行って気軽に絶景を堪能しようと計画していたのですが、早朝の高速道路を走っている最中なぜか急にストイックな気分になったので、計画を変更して自分の足で山頂まで昇ってみることにしました。

鋸山日本寺は約1300年前、聖武天皇の勅詔と、光明皇后のお言葉を受けた行基菩薩によって神亀2年(725年)6月8日に開山された歴史のあるお寺で、巨大な大仏(薬師瑠璃光如来:やくしるりこうにょらい)や、石切り場に彫刻された百尺観音像、道中無数に並ぶ羅漢像などの石仏が有名で、山頂の展望台からは東京湾および房総半島、富士山等が見渡せるため観光スポットとして人気のようです。

さっそく拝観料600円をお納めして東口管理所から入山。チケットと一緒に頂いたMAPを見ながら、中腹エリア、大仏広場、羅漢エリア、山頂エリアをぐるっと巡る計画を立てたものの、延々と続く階段に足は悲鳴をあげ、息は切れ切れになってしまい、ロープウェイに乗らなかったことを途中何度も後悔しましたが、目の前に訪れるシャッターチャンスの度に気力は蘇り、集中力MAXで無我の境地に飛ぶことができたので、撮影自体はとても楽しかったです。

それにしてもSIGMAのDP1〜3 Merrillは1つのシステムとして面白いですね。今日初めて実践投入しましたが、実に軽快な撮影体験でした。28mm、45mm、75mmという必要最低限にして必要十分な焦点距離を揃え、シャッターチャンスに巡り逢うたびイメージした画角をパッと選択できるレンズワークの自由さと、コンパクトボディがもたらすフットワークの軽快さは、撮影テンポがすこぶる良く、ミラーレス含めたレンズ交換式カメラでは得られない快適性を享受することができました。ちなみに、もう1台ぐらいDPをバッグに入れてもこの軽快感はスポイルされないので、カバーする焦点距離の範囲をもう少し広げて、35mや90mm、135mmなんかのDPが出てきたら更に面白くなりそうです。

肝心の描写については既にアップしている写真をご覧頂きたいですが、今回の撮影を通じて最も驚かされたのはその色です。他のカメラと同じノリでホワイトバランスはAWBを使いましたが、色をキャプチャーする仕組みがベイヤーセンサーと違うからなのか、AWBの性能がアレなのかはわかりませんが、とにかく尋常じゃない暴れっぷりで色がコロコロ変わります。後処理にも限度がありますので、色味に統一感を持たせたい時はオートは使わない方が良さそうですね。しかし、この暴れっぷりもそれはそれでわるいわけではなく、むしろ前田慶次ばりに「だがそれがいい」と言いたい気持ちにさせられるから不思議です。いやはや、面白いカメラを手に入れてしまいました。

今日の撮影メモ
各カメラの稼働率はDP1が27% DP2が14% DP3が58%と、75mmでの撮影が一番多かったですが、現像したカットは数少ないので単に無駄撃ちが多かった模様。どうも私の場合、望遠寄りのレンズを使うと無駄撃ちが多いようです。今後気をつけねば。

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