レンズ装着状態でライカM型カメラを持ち運ぶ際、ピントリングは最短側が◎

レンズを装着したままのライカM型カメラをバッグ等に入れて持ち運ぶ際、ピントリングを最短側にした状態にしておくと、万が一カメラをぶつけても余程のことが無い限り距離計は狂わないという情報をネットで発見して以来、なんとなく運搬時はピントリングを最短側にしておくようにしているですが、ホントの所はどうなんだろう?と思っていたので、昨日ライカ銀座のカスタマーサポートに行った際にマイスターに質問してみました。

できることならピントリングは無限遠にしておいた方がレンズの全長が最もコンパクトになるので精神的に気持ち良いのですが、マイスターのこたえは「確かに最短側にしておいた方がダメージは少ないです」とのことでした。理屈は次の通りで、ピントリングが無限遠の状態だと、レンズと距離計を連動させるボディ側のコロが完全に押し込まれた状態になる為、受けた衝撃がダイレクトに距離計へ伝わってしまう。一方、最短側ではコロの可動領域に余裕があり、その余裕が衝撃を吸収する分、距離計へ伝わる衝撃が小さくなる。つまり、衝撃によって距離計の精度が狂うにしてもピントリングの状態が最短側と無限遠側では狂う程度に差が出てくるとのことでした。この説明はかなり納得的です。

ということで、今後もレンズをつけっぱなしで運搬する時は最短側にしておこうと思う今日この頃です。ちなみに、この話はライカM型以外でもレンジファインダーカメラ全般に言えることで、レンジファインダーカメラをお使いの方の参考になれば幸いです。