SONY α7Rの登場を受けて、改めてライカMとレンジファインダーのことを考える

2013年11月15日に発売されるレンズ交換式の小型フルサイズミラーレスカメラ「SONY α7R ILCE-7R」。これまでライカの独壇場だったこのマーケットに4分の1以下の価格で投入されるα7Rには数多くの人が関心を寄せていることと思います。かくいう私も強い興味があるわけですが、私の手元にはライカM Type 240とM Monochromがあり、Mマウントの現行レンズが広角〜中望遠まで一通りあります(※さらに言えば他にもカメラが数台)。

つまり、写真撮影に必要な道具はすべて揃っているので、α7Rを買うお金があるなら無駄に機材を増やすよりも撮影旅行にでも出掛けた方が有意義なわけですが、アダプター経由でMマウントレンズ資産を使うという前提で、もし仮にα7Rの画質と撮影のフィーリング(※ボディのハンドリングや、EVF、シャッターの性能)が満足いくものであれば、ライカM Type 240を売却してα7Rを買い、余剰金で前から欲しかった現行のアポ・ズミクロン75mmかディスコンのズミルックス75mmを買うというのも、なかなか有意義だったりします。

しかし、両機にはレンジファインダーと電子ビューファインダーという決定的な違いがあります。距離計による自由なピント調整と、ブライトフレームでズバッと空間を切り取るレンジファインダーの撮影が性にあっている身としては、そう簡単にライカを手放す気にはならないわけですが、EVFのリアリティが増し、富士フィルムのデジタルスプリットイメージのようなピント調整モードが搭載され、ブライトフレームモードのような新機能(←どうやって実現するの?)が搭載されたミラーレスフルサイズが登場すれば、あるいわライカを手放す日が来るかもしれないとも思います。いづれにせよα7Rは実際に触ってじっくりと確かめたい注目のカメラですね。(※ちなみにα7の方はギャップレスオンチップレンズ構造ではないので最初から候補外です)




Leica M (Type 240)

Photograph by KATSUHIKO WAKAYAMA
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